看護部教育理念

教育理念

看護倫理に基づき、主体的・自律的・研究的視点で高度な看護実践ができる人材を育成する。

看護部教育体制

教育体制

所属の看護師長や主任をはじめ、チーム全体で新人育成に取り組んでいます。プリセプター制度を導入し、一人ひとりの新人に担当者がつき、リアリティショックの軽減とスムーズな職場適応を支援します。
また、他職種にも新人とわかるように、1年間ネームに若葉マークを付け、全スタッフで新人看護師・助産師をサポートしています。

教育面談

教育専従者が客観的な立場からゆっくりと話を聴く面談を年に3回実施しています。「いま」の気持ちを話すことで、緊張感がほぐれたり、自分自身を振り返る場となることを目指しています。
部署から離れてリラックスしてお話しください。

所属部署のサポートとあわせて、皆さんの成長を見守ります。

新人看護師への教育

新人看護師 到達目標

◆ 新人看護師　集合研修について

新人看護師を対象に、４月～６月にかけて集合研修を実施しています。
この研修では、約40項目にわたる看護技術を学び、基礎から実践まで段階的に取得できる内容となっています。
研修後には、学んだ技術を配属部署で活用できるよう、毎年研修の時期や内容を検討しています。
また、「新人到達目標チェックリスト」を活用し、継時的に到達度を確認しながら成長をサポートしています。

基本的な対応

看護技術

身体的アセスメント

◆ 新人看護師フォロー研修について

当院では、新人看護師の皆様が安心して成長できるよう、新人看護師フォロー研修を実施しています。
上期（4月～9月）は毎月、下期（10月～3月）は２か月ごとに開催し、同期との交流や多彩なプログラムを通じて、知識と技術の定着をサポートします。


【研修の目的】
　・業務に慣れる過程で生じる不安や疑問を解消
　　　現場での経験を振り返りながら疑問点や不安を共有し、解決策を一緒に考えることで安心して業務に取り組めるよう支援します。
　・看護技術や知識の再確認・レベルアップ
　　　日々の業務で身につけた技術を再確認し、より安全で質の高い看護を提供できるようスキルアップを目指します。
　・同期との情報共有・コミュニケーション促進
　　　同期との交流を通じて、悩みや成功体験を共有し、仲間とともに成長できる環境を整えます。


【研修内容（一例）】
　・臨床での課題共有とディスカッション
　　　現場で直面した課題を持ち寄り、解決策を話し合うことで問題解決力を養います。
　・看護技術の再確認・演習
　　　採血や輸液管理など、基本技術を再確認し、実践的な演習で自信を深めます。
　・ケーススタディによるアセスメント力向上
　　　症例をもとに情報収集・分析を行い、適切な判断力を身につけます。
　・メンタルサポート・ストレスマネジメント
　　　業務に伴うストレスへの対処法を学び、心身の健康を保つ方法を身につけます。
　・チーム医療における役割理解
　　　多職種連携の重要性を学び、チームの一員としての役割を理解します

キャリア開発

看護実践能力を示す看護習熟段階（ラダー）（新人・レベルⅠ・レベルⅡ・レベルⅢ・レベルⅣ）を取り入れています。
レベル別の院内研修を通して、一人一人の目指す看護師としてのキャリアアップを支援しています。

• 中堅看護師の１日
• プリセプティ×プリセプター